バブル経済

読み

ばぶるけいざい

意味

株式や不動産などの資産価格が実体経済を大きく上回って高騰している状態を指す。実態とかけ離れているため、需要と供給のバランスが崩れると急激な価格下落(バブル崩壊)を招きやすい。
「バブル」は泡(bubble)のように膨らんだ資産価値が、やがて弾けて消える様子を表している。

日本において、バブル経済は1980年代後半から1990年代初めにかけて起こった。
1985年のプラザ合意により急激なドル安円高が進行すると、日本銀行は円高不況対策および景気刺激策として、公定歩合(中央銀行が市中銀行に貸し出す際の基準金利)を引き下げ、金融緩和政策を実施した。
低金利の環境下で市場に資金が大量に供給され、企業や個人は株式や不動産への投資を拡大。過剰融資による資金も加わり、資産価格は上昇を続け、実体とかけ離れた状態となった。

しかし、過熱した経済を抑えるため、日本銀行は1989年から1990年にかけて公定歩合を引き上げる金融引き締めを実施し、さらに不動産融資の総量規制も行った。これにより投資が縮小し、資産価格が急落してバブル経済は終わりを迎えた。

関連語句

公定歩合
総量規制(不動産融資規制)

登録年月

2026年4月