読み
こくさいせきゆしほん
外国語表記
(英)International Oil Majors
意味
石油の探鉱・採掘・輸送・精製・販売を行う国際的な巨大石油企業群を指す。メジャー(あるいは石油メジャー)と呼称される。
世界の石油市場に高いシェアを持ち、自社で探鉱・採掘から販売までを一貫して行う(垂直統合)ことが特徴である。
国際石油資本の中でも、20世紀中盤の世界石油市場を支配していた「セブン・シスターズ」は代表的な存在であった。
セブン・シスターズとは、当時の7大メジャー企業を指す呼称で、エクソン:Exxon(アメリカ)、モービル:Mobil(アメリカ)、シェブロン:Chevron(アメリカ)、テキサコ:Texaco(アメリカ)、ガルフ:Gulf(アメリカ)、BP:British Petroleum(イギリス)、ロイヤル・ダッチ・シェル:Royal Dutch Shell(イギリス、オランダ)のこと。
これらの企業群は、当時の石油市場において強い支配力を持ち、原油価格の決定についても主導権を握っていた。
しかし、1970年代に中東の産油国で石油の国有化が進み、メジャーとの利権協定が見直されたことにより、メジャーの油田権益は縮小した。さらに、石油輸出国機構(OPEC)が台頭したことによりその支配力は弱まった。
国際石油資本は、現在も石油市場において重要な役割を担っているが、サウジアラビアやロシアなどの国営石油会社(NOC)や、各国のエネルギー政策の影響力が大きくなっている。
現代を代表する石油メジャー(スーパーメジャー)としては、エクソンモービル:ExxonMobil(アメリカ)、シェル:Shell(イギリス)、BP:British Petroleum(イギリス)、シェブロン:Chevron(アメリカ)、トタルエナジーズ:TotalEnergies(フランス)などが挙げられる。
登録年月
2026年5月

