ローザンヌ会議

読み

ろーざんぬかいぎ

外国語表記

(英)lausanne-conference

意味

1932年にスイスのローザンヌで開催された、第一次世界大戦におけるドイツの賠償金問題に対処するための会議。イギリス・フランス・イタリア・ベルギー・ドイツ・日本などが参加し、最大の債権国であるアメリカは参加しなかった。

ドイツは深刻な金融不安の中、フーヴァー・モラトリアムによって支払猶予状態にあったが、その期限を前にイギリス・フランスの主導で対応策が協議された。
協議の結果、ドイツの賠償金は大幅に減額され、ローザンヌ協定が成立した。

しかし、この協定は連合国のアメリカへの戦争債務の軽減を前提としていたため、アメリカの同意が得られず正式には発効しなかった。
そのため賠償金問題は法的には確定しなかったが、実質的には支払いは停止され、戦後の賠償体制は実質的に機能しなくなった。
この会議は、国際協調による問題解決の限界を示すものとなった。

関連語句

フーヴァー・モラトリアム

登録年月

2026年4月