読み
とりくるだうんりろん
外国語表記
(英)Trickle-Down Theory
意味
富める者をより富ませることは、最終的にはその効果が社会全体に波及し(滴り落ち)、豊かになるという理論。
富裕層や大企業を優遇する政策は、消費や企業活動を活性化させ、経済が潤うことで貧困層にもよい結果をもたらすとする。
アメリカのレーガノミクス(富裕層減税・企業への規制緩和)は、この理論に基づく政策とされる。
また、鄧小平の先富論に基づく中国の改革開放政策は、一部の人々が先に豊かになることで社会全体の発展を目指すもので、トリクルダウン的な効果が期待された政策として論じられることがある。
しかし、富裕層や企業に生じた利益が、必ずしも消費や賃金に反映されるとは限らないという指摘や、格差拡大が経済成長を抑制するといった批判が議論されている。
用例
「トリクルダウン理論は、シャンパンタワーを連想させる。」
登録年月
2026年4月

