フォーディズム

読み

ふぉーでぃずむ

外国語表記

(英)Fordism

意味

20世紀前半、アメリカのフォード自動車会社の創業者ヘンリー・フォードによって確立された、大衆車の大量生産・大量販売の経営体制。フォード主義ともいう。

ベルトコンベアを活用した生産ラインの標準化、作業の細分化と機械化、製品の規格化によって単位当たりコストを低減し、低価格で大量の商品を供給することを可能にした。
このフォーディズムは単なる経営論にとどまらず、大量生産による消費の拡大と労働者の賃金上昇をもたらし、労働者自身の購買力の向上を通じて、生産と消費が同時に拡大する経済成長モデルとして機能した。
フォード社の成功によって、この仕組みは他社にも拡がり、1950年代以降のアメリカの高度経済成長を支えた。

しかし1970年代以降、第1次石油ショックを契機に経済が低迷し、フォーディズムの限界が論じられるようになった。その結果、より柔軟な生産体制を重視するポスト・フォーディズムへと移行した。

関連語句

ポスト・フォーディズム

登録年月

2026年4月