読み
まんしゅうじへん
意味
中国・遼寧省の柳条湖付近で南満州鉄道の線路が爆破された柳条湖事件に端を発した日本と中華民国の間の武力紛争。
1931年9月18日に起きた柳条湖事件は、満州全土への支配拡大を狙った日本の満州駐留軍・関東軍が、開戦の口実を作るために行った自作自演とするのが歴史研究の通説である。
その後、関東軍は軍事行動を拡大し、1932年2月までに満州全土を占領。同年3月には清朝最後の皇帝・溥儀を元首とする満州国を建国した。
背景として、日露戦争(1904年~1905年)で獲得した南満州鉄道の運営権、関東州租借権、鉄道附属地における一定の権益をもとに、満州を日本の既得権益が及ぶ地域とみなす風潮があった。
さらに世界恐慌(1929年)による経済的打撃は、日本国内で満州を資源や市場の供給地として求める動きを強め、軍事行動を後押しした。
関連語句
登録年月
2026年4月

